「見知らぬ槍」について(続編)

以前の考察に引き続きリリスの槍の考察の続編になります。

今回触れるのは再びアダムスについてになります。

以前のアダムスの考察は前編後編をご覧ください。


以前のアダムスの考察ではアダムスの正体についてふれました。

今回は

「アダムスを利用した人工的なリリスの再現」
「黒き月の槍への強制流用」

というセリフに注目していきたいと思います。


以前の考察ではここで生成された「見知らぬ槍」をロンギヌスやカシウスと同系列の槍ではないかと考察しました。

今回はそこからではそのについての話になります。


まず、セカンドインパクトでの槍について見ていきましょう。

ゴルゴダオブジェクトにての言動のセリフで

我々ではない何者かが六本の槍とアダムスをここに残して(遺して)いった

といっています。すなわちセカンドインパクトの時点で槍は四本すでに使われたということになります。


公式から公開された『until you come to me』という動画があります。

そこで公開された画像ですが、僕はこれをアダムスであると仮定しています。

合計4体の人型の何かと四本の槍になります。この感じだと口から生成しているのか、それとも…こうやって口に咥えて使ってたのかな?と妄想を膨らませていますが…


ただ、これ以外にもこの巨人が写っていた場合は別の何かであるとできたのですが、ここに写っている巨人が4人であるということ、六本ある槍のうち四本がすでに使用されていることを考えるとこれがアダムスではないかと考えました。

そしてアダムスが槍を持つとロンギヌスに変化するということが考えられました。

話はそれますがこれによって初号機がアダムスである可能性は大きく減ったと考えています。


ここまでは昔に投稿したアダムスの記事で書いた内容と似ていますが、ここからシンエヴァで登場した「見知らぬ槍」に触れようと思います。


まず、最初に掲げた「アダムスを利用した人工的なリリスの再現」というセリフ。

どうやらアダムス4人を使うと黒き月をリリスと同等にすることができるそうです。

アダムスの器とアダムスこと4隻のネルフ艦によって光の翼が現れ、そして黒き月は姿を変え始め「見知らぬ槍」へと形を変えました。訳がわかりません。


アダムス4人がリリスを再現するのに必要であるということは…?どうなるのでしょうか。

僕はアダムスとリリスが似て非なる存在であり、対になるものではないかと考えました。

以前、初号機がニアサーで第2の使徒ことリリスになったのではないかという考察をしました。

本編では初号機がリリスベースの機体であるという話は出ませんでしたが、僕はリリスベースではないかと考えました。


アダムスが槍を使うとロンギヌスの槍になるのであれば、何者かが槍を使えばその槍はカシウスの槍になるはずなんです。


アダムスと似た存在であるという仮定、アダムスを利用することでリリスを再現できるということから僕はその「何者か」がリリスに当てはまるのではないかと考えました。

(これは意見が割れると思うので書くか悩んだのですが、ロンギヌスとカシウスの効果は対になるものでした。ならばアダムスと「何者か」は対になるものであると考えました。聖書に登場するアダムとその妻である(正確には妻であった)リリスは、男と女という性別で見れば対になるものかなというのも理由です。)


これらのことから「見知らぬ槍」について考えていきます。

前編の考察でも触れましたがカシウスとロンギヌスが一つになって「見知らぬ槍」ができていました。すなわちこの二本の槍と「見知らぬ槍」には何かしらのつながりがあるということになります。あの「見知らぬ槍」は地獄の扉から古の生命のコモディティを噴出させる鍵(?)のような役割を果たしていたり、現実と虚構を混ぜることができたりと様々で、あまりロンギヌスとカシウスの槍との共通点はあまり見いだすことはできません。

しかし、あの槍は黒き月であり、リリスの再現をした結果ならばリリスの力だ!と考えていたのですが、僕はあの槍はアダムスとリリスの両方の力が一つになった結果なのではないかと考えました。

先述した「アダムスがロンギヌスの槍、リリスがカシウスの槍」なのであれば、その二つの槍が一つになったのであればアダムスとリリスの力を持ち合わせた槍であるということになります。


もしかするとですが、アダムスとリリスの力が合わされば神同等の力を持っているのかもしれませんね。


見知らぬ槍について書こうとしたらどちらかといえばアダムスとリリス寄りになってしまいましたが…


まとめます。

・『until you come to me』にて登場した巨人はアダムスであり、該当シーンの描写からも「アダムスが槍を持った際に槍はロンギヌスの槍に変化する」

・アダムスが持った時ロンギヌスの槍になるのであれば何者かが槍をもてばカシウスになる。アダムスとついになる存在を考えた結果それはリリスである

・見知らぬ槍はロンギヌスとカシウスの槍が一つになってできたものであることからあの槍はアダムスとリリスの両方の力を兼ね備えた槍なのではないか

と考えました。

するらふんの頭の中

するらふん と申します。 ここではエヴァの考察をメインにさまざまなものを投稿しています。よければ読んでいってください。

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