アダムスの正体とは#2

前回話したアダムスの続編となっています。見ていない方は前の#1をご覧ください。

前回アダムスは誰かの管理下に置かれていた。元ネタはユーフラテスのほとりに第6の天使によって繋がれた4人の御使であり、4人の御使は黙示録の四騎士もしくはそれではない堕天使である。すなわちアダムスはもしかすると使徒ではない使徒と似た他の何かの可能性があるということをお話ししました。今回は前回よりも長くなる可能性があるので早速本題に入ります。


ゲンドウのセリフを再び思い出してください。「六本の槍とアダムスをこの地に残して行った」と行っていましたよね。そして残して行ったのは誰かわからない=アダムスは誰かの管理下に置かれた生命体であるといいました。もし仮にアダムスの個体数と槍の本数が一致するのだとしたら残りの2体は誰なのでしょうか。

Qで登場した13号機。これに対してマリは「アダムスの生き残り」。シンではアスカが「神の機体」と呼んでいます。これはどういうことなのか。そしてオリジナルのアスカが言った一言。「最後のエヴァは神と同じ姿」

…ん?意味がわからん。


アダムスの生き残りであり神の機体である。そして最後のエヴァは神と同じ姿をしている。

最後のエヴァをエヴァイマジナリーとするかしないかで判断は異なりますが、あれは本来虚構のものなのでエヴァにカウントしないとします。

となると13号機が最後のエヴァです。でも13号機はアダムスの生き残りなので神ではないですよね。

ここで登場するのがエヴァ初号機。13号機のデザインは完全に初号機を意識したデザインをしています。となると初号機が神となります。

細かく説明すると

13号機はアダムスの生き残りであり、最後のエヴァである

13号機はアダムスの生き残りである

最後のエヴァは神と同じ姿をしている

13号機は初号機とついをなす機体でほぼ同じ存在であると言える

これらのことを踏まえた結果、初号機が神ということになります。

13号機がアダムスの5体目であるということはわかりました。ではあと1体は?


(以降4月12日訂正)

残り1体は初号機と考えることもできます。13号機と同じ機体と言われたのでそう考えることもできます。最近ちょっと考えてみて別の考え方が出てきました。それはゴルゴダオブジェクトにヒントがあると思っています。まず、ゴルゴダオブジェクトのある場所について触れようと思います。

シンエヴァでは「マイナス宇宙にある」ということが言われてましたよね。マイナス宇宙にあるゴルゴダ…そうなると登場するのはウルトラマンエースに登場したゴルゴダ星です。ヤプールが支配していた星で登場した際にはゾフィーからジャックまでの4兄弟が磔にされていました。そしてそれを助けに来たのが5人目エース。すなわちゴルゴダ星には5人のウルトラマンがいて、本来ならエースも磔にされる予定でしたよね。十字架1つ余っていたので。

ここでこのゴルゴダ星の話とエヴァを合体させます。まず、アダムス4体は元から磔にされていた4体と合致します。これは有名な考察ですね(見つけた方本当にすごい)。もし仮に、「助けに来た」エースを「磔にならずに生き残っていた」という表現に置き換えた場合、13号機がエースの立ち位置になることがわかりやすいと思います。そうなるとアダムスの個体数って6というよりかは5体になるんじゃないかなと思います。

他にも13号機は元から槍を2本持つ予定でのダブルエントリーでしたよね。その設定がアダムスにも反映されるのであれば槍の本数問題も解決します。だって13号機が二本持てば6本全て誰かしらの手に渡ることになりますから。


そしてアダムスの正体について。どうやら絵コンテではアダムという存在はいたそうです。本編では消されていますが加持さんの口からそのような言葉が出ています。しかし、新劇ではアダムって登場しないですよね。じゃあアダムってどこにいったの?ということになります。

セカンドインパクトでは四本の槍が使用されました。その結果四本の槍は消失しましたよね。そしてあらわれたアダムスは4体。旧劇、テレビ版通りに行くならアダムが本来いた場所は南極でした。セカンドインパクトの爆心地カルバリーベース(ゴルゴダベース)は南極にあります。アダムが分裂した結果がアダムスであるとも言えますし、もしかするとそもそも本来はあるはずだったけど大幅に予定を変更させてアダムをアダムスという存在にチェンジしたのかもしれません。ただ「アダムスをここに残して行った」というゲンドウのセリフを聞いた限りでは後者ではないかなと思っています。槍の使用された本数によって本格的に活動するするアダムスの個体数はかわるのかもしれませんね。実際セカンドインパクトで使用された四本の槍はすでになく、シンエヴァではリツコのセリフで「二本の槍を使い切る」といっていました。インパクトにはそれだけのエネルギーが必要みたいですね。


セカンドインパクトで使った槍は四本だったからあそこでアダムスは4体活動でき、アディショナルでは二本の槍を使用したからアダムスとして13号機を利用しようとしたのかもしれませんね。だからこそ二本の槍は必要だったのでしょう。



以前諦めた「擬似的なリリスの再現」についてすこしかんがえてみました。

今回の考察でとてもお世話になっている「ヨハネの黙示録」アダムスの元ネタはユーフラテス川のほとりに繋がれた4人の御使であるといいました。そして、その4人の御使を管理していたのは第6の天使でした。第6の天使の正体はわかりませんが僕は新劇のリリスはこの立場になるのではないかとおもっています。リリスを再現するのにアダムスが4体必要ということは力関係的には

アダムス<リリス

という形になると思っています。力関係の話になると4人の御使を管理していた第6の天使がリリスの可能性もあります。あくまでも妄想レベルの話になります。これからもうすこし聖書漁ってみようかなという形になります。


まとめます。

アダムスは6体の可能性もあるが5体の可能性の方が高い。

ウルトラマンAで登場したゴルゴダ星が元ネタなのではないのか。ゾフィーからジャックまでがセカンドインパクトで登場したアダムスであり残り1体のエースが13号機の立ち位置になる。

六本の槍はセカンドインパクトで登場したアダムスたちは一人一本。13号機は二本本来持っていた。

槍がないとアダムスとして本来の力を発揮できない。

リリスの正体は第6の天使の可能性もありえる?(妄想)

と考えました。あくまでもこれは考察になろうとしても考察になれなかったものです。暖かい目で見ていただけると幸いです。

するらふんの頭の中

するらふん と申します。 ここではエヴァの考察をメインにさまざまなものを投稿しています。よければ読んでいってください。

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