「見知らぬ槍」とは何か。その元ネタは?
今回触れるのはよくわからない範囲になります。もしこの考察に続編が書ける場合、続きます。気長に待ってください。よろしくお願いします。
さて今回は「アダムスを利用した黒き月をマテリアルとした月」というよくわからないものについて考察したいと思います。考察できればいいのですが…
さて、今回踏みいれようとしている範囲は恐ろしい範囲になりますがよろしくお願いします。
今回の槍の形状から見ていきましょう。
雑な感じですがこんな感じの形状になります。これに似た形の槍はいっぱい登場しました。もちろん新劇場版以外にも登場しますが、別のものとします。
さて、黒き月をマテリアルとした槍(以下、「見知らぬ槍」)と同じ形状をした槍は合計二回シンエヴァにて登場しました。
1回目:地獄の門が開くとき。黒き月とアダムスを利用して生成していました。
2回目:ゴルゴダオブジェクトにて。ロンギヌスとカシウスの槍が一つになって登場。イマジナリーにぶっ刺さる
この2回になります。1回目からの情報がほとんどないのでここから得られる情報は少ないですが…
まず1回目からわかること。
まず、あの槍はカシウスやロンギヌスと同系統の槍であるということです。カシウス、ロンギヌスと同系統のガイウスの槍はリリスの槍のデータを基にして作られていたということはそのリリスの槍もカシウスやロンギヌスと同じジャンルということになります。すなわちこの槍には何かしらの効果があるということになります。
生成の状況、方法はさっぱりなので触れないことにします。
そして2回目からわかること。
ここではゴルゴダオブジェクトで起こった出来事になります。
現実と虚構が混じるというセリフとともにカシウスとロンギヌスが一つになり、リリスの槍が登場します。その結果、ミサトたちのいる世界にエヴァイマジナリーが登場しました。
すなわちこのことから槍の効果の1つ目として『現実と虚構を混ざらせることができるのではないか』と推測しました。
さて、先ほど1つ目と話したのでもちろん2つ目もあると考えています。
ここからは聖書に入ろうと思います。安定の「ヨハネの黙示録」になります
引用箇所:ヨハネの黙示録、1章17〜18節
わたしは、その方を見ると、その足元に倒れて死んだようになった。すると、その方は右手を私の上に置いて言われた。「恐れるな。わたしは最初の者にして最後の者。また生きている者である。一度は死んだが、見よ、世々限りなく生きて、死と陰府の鍵を持っている。
とあります。さて、重要なのはこの箇所にて登場する死と陰府の鍵という者です。これはキリストが持っている者で、聖書にてその鍵の効果については大きく明かされていませんが、解釈としては
キリストによって死者がよみがえり人の子の声を聞く日が来る。
死の鍵を持つ者、キリストの声が全ての死者を蘇らせる。
というものになります。
これをエヴァに置き換えようと思います。
ここで思い出して欲しいのはカルヴァリーベースにある地獄の門に「見知らぬ槍」をぶっ刺したシーンです。
ぶっ刺した時、地獄の門から大量のエヴァインフィニティが溢れ出してきました。そのインフィニティの中には劇中でも言われていたように古の生命も含まれています。古の生命であるので無論死んでいると思います。
エヴァインフィニティは魂の物質化によるものであるので、その魂であるエヴァインフィニティがこの世に再び現れるという点では復活と表現できるのではないかと僕は考えました。
これが2つ目の槍の効果なのではないかと僕はかんがえました。
まとめます。
「アダムスを利用した擬似的なリリスの再現」として作られた「見知らぬ槍」はロンギヌスやカシウスと同じ系統の槍である。すなわちリリスの槍はロンギヌスやカシウスと同じように効果を持っていると考えました。
・現実と虚構が混ぜる為(エヴァイマジナリー)に使用されていたので『現実と虚構を混ぜる』効果がある。
・地獄の門に刺していたのは戦術の効果とは明らかに違う。地獄の門から噴出したエヴァインフィニティの設定からもヨハネの黙示録に登場した『死と陰府の鍵』と同じ効果を持っていると考えました。自分は表現が下手ですが、『死者蘇生』の槍※
と考えました。
※僕の語彙力が足りません。もっといい表現があったら教えてください。お願いします。
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