渚カヲルは何者?#3
前回に引き続き渚カヲルについての考察となります。
前回の考察の後、月に関する神話の話をDMにて聞かせていただきました。ありがとうございます。
いただいた情報から重要な部分を抜粋し、要約してご紹介させていただきたいと思います。
死後の魂は月へと向かう。月は魂の再生の中継点として考えられていた。
イロコイ族と呼ばれる部族は月を「永遠なるもの」と呼んだ。
そして、ブリタニカ国際辞典を見てもわかるように月は死や復活がイメージとしてあったようです。
どうやら月には死と復活のイメージがあるそうです。
そうなるとセカンドインパクト死亡した可能性のある第一の使徒の魂が月へ来て中継地点としてカヲルがいるのかもしれません。(第一の使徒がアダムスとは断定できないのでここでは別物として考えます)渚カヲルが活動を始めたのはシンジが第6の使徒を殲滅した後。その間まで魂はさまよっていたのでしょうか。
そしてそこで登場したセリフ。
第3の少年が目覚め、概括の段階に入ったんだろう
そしてゼーレ曰く外典から掟の書にかわったそうです。段階が切り替わる原因は第6使徒戦でのシンジ。今までのシンジとなにがかわったのか。それは「自ら進んでエヴァに乗ったということ」
になります。そしてそこから始まる破からは今までと似ているようで似ていない話になります。外典というのは序までの世界を指し、掟の書とは破以降の世界のことをさすと思われます。
カヲルが起きた時に「わかっているよ」と言ったことからもカヲルは自身の起動条件が分かっていると思います。彼(第一の使徒)の魂自身はセカンドインパクトの後から彼の体に入ってはいたが、起動はできなかったのような形なのかもしれません。そしてカヲルの起動する条件はゼーレのシナリオの変わり目。彼はシンでの描写でも、起動した時から今までの記憶は保持していたが、円環の物語に囚われていて同じ役割を繰り返すしかなかったと言っています。
ちょっとわかりにくいですよね。申し訳ない
「円環の物語」を脚本として捉えていただくとわかりやすいと思うのですが、彼がその脚本に囚われているとしたら、彼はあのタイミングでしか起動できないということになります。
まとめます。
古代の人々にとって月は死と復活の象徴だった
渚カヲルが起動したのは外典から掟の書に切り替わったタイミングである。彼の魂はおそらくセカンドインパクトから体に入っていたが円環の物語という厄介なもののせいで切り替わる時まで起動できなかった可能性がある。(円環の物語を脚本として考える)
さて、これで最後の考察につなげる話ができました。ということで次回!「渚カヲルは何者? #最終章」!!!
これまでのカオスにケリをつけましょう。
↓の方から情報提供頂きました。
0コメント