アスカさん… #2

前回の考察ではアスカのコピーとしての話をしました。端的にいうとレイとは少し違うのではないかと考えました。アスカはゲンドウのセリフからも使徒を宿すという運命が確定しています。それはゲンドウが語ったアスカの役目からもそういうことが言えると考えています。



今回はアスカの回想シーンにスポットを当てて考えようと思います。

彼女の回想シーンは親の話から始まります。試験官のような場所に入っているアスカが大量に並んでいるシーンやアスカが山(?)を走っている様子などが描かれていました。各シーンの時系列はバラバラですが。序盤で登場した試験官のようなものはレイでもみられましたね。


今回の話はアスカの家族についての話になります。

アスカの回想では「ママもいない、ママもいない」というセリフから始まりました。どうやらアスカ本人にとってアスカには父も母もいないという認識のようです。しかしQではアスカの親に近しい存在も描かれていました。Qではアスカの母親では?と言われた女性も登場しましたよね。


写真の右に写っているチェックのシャツを着た女性です。


アスカと見た目が似ているという点からこの女性がアスカの母親であると考えられました。

※念のためですが、新劇場版とTV版は違うと考えているため「キョウコ」ではないとします。

しかし、アスカ本人の口から父も母もいないということはこの写真に写る女性がアスカの母親ではないということが言えます。このことから考えられることは2つです。


⑴アスカのクローンのベースである

エヴァの世界ではどのようになっているかはわかりませんが、レイにはユイというベースがいるようにアスカにも誰かのベースがあるのではないのかという考えです。少し生々しい話になりますが、卵子と精子がないと人間は生まれません。レイのように母体がなくても育つことは可能であるとは考えられますが、エヴァに登場するクローンには誰かしらのオリジナルが存在しているということは傾向を見ればアスカにも何かしらのベースになる存在がいると考えられます。

しかし、ここで「アスカのオリジナルって登場したから違うじゃん」という考えが出てきます。暴論と捉えることができますが、オリジナルのアスカというのは「式波ロット」の最初の個体という表現なのであればあり得る話なのではないかと思っています。


⑵本当のアスカの母親

この考えに関しては根拠の少ないものになりますが、十分あり得る可能性ではないかと考えています。

シンエヴァにて登場した加持リョウジくん(ミサトさんの息子)は両親を知りません。クレーディトに里子のような形で生まれた時に渡されたからです。アスカは母親はいないと言っていますがもしかしたら知らないだけで加持リョウジくんと同じようにアスカのオリジナルには母親がいてあの女性が本当の母親なのかもしれません。ただ、生まれて間も無くネルフに里子のような形で引き渡されて彼女は母親を知らないのではないかという考え方です。


僕が特に思い浮かんだのはこの説ですが他にも何か説があればDMにて教えてください。お願いします。(関係なくても絡んでください!いつでもまってます)


さてまとめます。

Qの写真に写ったアスカににた女性は

⑴アスカのクローンのベースである

 →レイはユイのオリジナルであるということからエヴァのクローンの設定がそれに則るのであれば

⑵アスカ(オリジナル)の本当の母親説

 →加持リョウジ(息子)と同じように生まれて間も無く里子に出されたのではないか。生まれてからもネルフ施設で暮らしているのでアスカは両親の存在を知らないのではないか。

するらふんの頭の中

するらふん と申します。 ここではエヴァの考察をメインにさまざまなものを投稿しています。よければ読んでいってください。

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