マリはクローンなのかクローンじゃないのか
シンエヴァでより謎が深まったマリですが、Qの頃からあるマリのクローン説について触れようと思います。
まず、クローンと考える場合。
新劇場版で、アスカが惣流から式波に変更されました。これはアスカが式波ロットというクローンだという設定に変わったからでしたね。綾波も綾波レイのクローンでしたよね。ネルフで培養されたクローンには「〇〇波」という名前がつく傾向があります。マリの名字の真希波にも”波”がついています。このことからクローンの名前の傾向としてマリがクローンだという考え方ができます。
そして次に、彼女の素性をベースに考えてみます。謎は多いですが、わかっている範囲で箇条書きします。
・飛び級にして大学に行った秀才
・マリがつけているメガネはユイのものだった
・ゲンドウやユイとは知人。冬月の教え子
・海外に行ったのはユイの代理(新劇場版で反映されているかは不明)
・裏コードなどの普通なら知るはずのないエヴァの知識を持っている
これらのことからまず思うこととしては
”マリってエヴァの中核部分にいないですか!?”
そこで浮かんだ説は2つ。ここからの話は完全に憶測ですがあり得る話かと考えました。
まず、マリはクローンと言っても最も最初のクローンだったという説です。もしかするとマリはレイより先のクローンの実験体だったのではないでしょうか。だからこそユイの実験とそこからレイが生まれたのではないかという説。
そしてもう一つがマリはクローンじゃないがユイより先のエントリー被験者という考え方です。話は逸れますが、ここに書くのが一番なのではないでしょうか。今作ではマリがユイとともにE計画の中枢とも言える部分に関わっているのは確かです。ユイが行ったのはコアへのダイレクトエントリーですが、もしかするとマリはコアではないコア以外へのエントリーの被験者であり、最初の”エヴァの呪縛”の被害者なのではないでしょうか。
それがあったのではないでしょうか。根拠が少ないかと思いますが、彼女があの容姿のままシンジの時代にいるということはこの2つのどちらかじゃないかと思っています。
マリの正体は本当にどちらの説もあり得ますが、冬月からイスカリオテのマリアというあだ名を聞いた際に「久々に聞いた」と言っているので僕はどちらかといえば後者ではないかと思っています。
0コメント