アスカさん… #3

さて、前回はアスカのルーツについて触れることになりました。今回はその続きとして聖書の内容に入ろうと考えています。


今回はシンエヴァでのアスカの立ち位置は何に置き換えられ、どのような使命を与えられていたのでしょうか。

以前の考察でも述べましたが、シンエヴァでアスカはゲンドウの目的のために必要でした。そのために第9の使徒に侵食されることは最初から仕組まれていたことがわかりました。

使徒をその身に宿すということが式波タイプの目的」という簡単にまとめることができます。そして、以前の考察にて「アスカやマリなど立ち位置は神に敵対するものたちとして描かれていた」と考察しました。


以前の考察でも登場した範囲である可能性もありますがご了承ください。

ヨハネの黙示録 17章3節〜
そして、この天使は”霊”に満たされた私を荒れ野に連れて行った。わたしは、赤い獣にまたがっている一人の女を見た。この獣は全身至るとことに神を冒涜する数々の名で覆われており、七つの頭と10本の角があった。女は紫と赤の衣を着て、金の宝石と真珠で身を飾り、忌まわしいものや、自分の淫らな行いの汚れで落ちた金の盃を手に持っていた。

と書かれています。


もし仮にこれがアスカを表すのであれば、この女は神に歯向かうものであり、それがアスカであるということです。

聖書で触れられた神という言葉に神の使いも含むというのであれば、アスカはまさしく神を冒涜しているものではないでしょうか。


神に近しい存在と考える場合、その使徒を身に宿し、その力をヴィレが利用していましたよね。神の力を人が扱うという冒涜とも捉えられる内容であるといえます。

アスカはそれを使命、目的として与えられてはいましたが、結果として神に歯向かう存在であると言えます。


さて、短くなりましたがまとめましょう。


アスカはヨハネの黙示録に登場した赤い獣にまたがった女であると言えるのではないか。

彼女の神を冒涜するものという表現は、仮に使徒が神に近しい存在として描かれているのであれば、第9の使徒をその身に宿したアスカは神を冒涜したものとして表現されていてもそれほど違いないかとかんがえました。


するらふんの頭の中

するらふん と申します。 ここではエヴァの考察をメインにさまざまなものを投稿しています。よければ読んでいってください。

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