碇ユイの正体とは
碇ユイことシンジくんの母親であり初号機の制御ユニットになっている人について考察したいと思います。彼女は何者なんでしょうか。全くの謎に包まれています。
ユイの正体にはマイナス宇宙とゴルゴダオブジェクトが深く関わってきます。
シンエヴァで登場した内容としてはユイは昔、ゴルゴダオブジェクトにいたそうです。ゴルゴダオブジェクトはマイナス宇宙にあるため、普通の人間には近寄れないわけです。では何が侵入することができるのでしょうか。
⑴まずわかりやすいところから13号機ことアダムス。13号機は「アダムスの生き残り」ですから難なく入っていけていました。ちなみに量子テレポートをしていたのはゲンドウなので13号機の性能かどうかはわかりません。マイナス宇宙のみで可能っぽいですね。
⑵そして次にわかりやすいのはゴルゴダオブジェクトを設置した何者か。僕は以前の考察で「第一始祖民族と似た生命体である」としました。すなわち物質的な神です。
⑶そして、異質のエヴァ8号機。正確にはエヴァ8+9+10+11+12号機になりますが。マリはマイナス宇宙に入った際に「オーバーラップ対応型のおかげで」といっているので8号機と言いましたが正確にはアダムスの器というのが正しいかと思います。すなわち人が作ったものでもアダムスになり得る存在であればいけるということになります。
⑷最後にリリスはどうなのか。これも入れるんじゃないのかなと思っています。黒き月とアダムスを利用して擬似的にリリスを再現させることができるならリリスが入れても何もおかしくありません。
ユイはこの1から４の中のどれかに値します。ユイは生まれの情報がないことから生年月日などから絞ることはできません。ユイは初号機のコアへのダイレクトエントリーをしてエヴァ初号機の制御システムになっているということが既に出ています。
まず１から。以前アダムスの考察を掲載させていただきました。そこで私はアダムスは５体であるとしました。ネルフ艦１〜４番艦と13号機の５体です。
次に３。ガフの守り人であるエヴァオップファータイプはネルフの手によって作られたものであるためそもそも関係がないです。
そして４。ユイがリリスという考えかた。ユイがテレビシリーズなどのレイと同じ設定になるとしたらサードインパクトでのリリスの再起動が説明つかないのでこれはないということになります。
そしてわかりやすく省いた２。僕はやっぱりこれじゃないかなと思います。あまり特別な回答じゃなくて申し訳ない。根拠として使われたのがアディショナルインパクトでのシンジのセリフ。
「これが父さんの望んだ神殺しなんだね」（うろ覚え）ゲンドウが望んだ神殺しとして初号機が必要でゲンドウの願望はユイと会うこと。今作の終盤ではあからさまな表現までされていました。ここでもやはりユイが「神」として扱われています。じゃあ神だ！ということでは「うーん」ってなります。もうちょい絞れると思います。
さて、ここで出てくるのは「え、神ポジションならなんで人なの？」となります。
エヴァで言われている神ポジションを先ほども言ったように「第一始祖民族のような生命体」としました。そもそも第一始祖民族自体、人型の生命体であるため別に人間と似ていても何もおかしくはないわけです。
そして最後。じゃあユイの目的は何なの？
シンエヴァではマリが
人類は神の手助けなしにここまできてるよ。ユイさん
と、ユイに向けて発言しています。このシーンはガイウスの槍を使ってマリがゴルゴダオブジェクトにいるシンジに向かう前の段階でのセリフです。
マリとユイが顔見知りなのはあからさまですし、マリがE計画のほぼ中核にいるのも確かです（裏コードを知っていることから）。そしてユイは初号機のコアへとダイレクトエントリーをするため、願いをマリへ託したと考えています。だからこそさっきのセリフがユイへ向けてのものであったということです。
ユイがマリへ託したことは
①シンジの幸福
②E計画の行く末
③人類の行く末を見届けること
になるのかもしれません。マリのセリフから見ても別に願いがかなったというわけではなさそうです。すなわち宇部についてからもマリがシンジのそばにいることは①が関係がある可能性がある。
ガイウスの槍を人類の力のみで作れたということと、マリとユイが携わったE計画の終着点がシンエヴァのあのシーンだったため②が当てはまる。
アディショナルという人類の存亡の境目であり、神が提示した人類の運命にどう対抗するかを見るという意味で③に当てはまると想像しました。
まとめます。
ユイはゼーレなどのいう神ポジションの生命体である。「第一始祖民族と似たの生命体」として定義したため、人間と同じ姿でも問題ない。
ユイの目的は大きく３つ
①シンジの幸福
②E計画の行く末
③人類の行く末を見届けること。
と考えました。
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